月末の恐怖
また月末がやってまいりました。 4月末、5月末の緊急入院、今月は病院にいるんだから、まさか […]
今日初めてお腹の全貌を見て、はあ~(-_-;)っとため息です。
微熱があったので沐浴はできず、身体を拭いてテープの貼り替えをやってみました。
鼻の管の時より、全然いっくんは暴れないのですが、外科の先生から何度も念を押されている言葉、
『鼻の管は抜けたらすぐ入れ直せるけど、お腹の管は抜けたらアウトだよ』
が、頭の中をぐるぐる駆け巡り…
毎日お風呂に入れる自信が喪失してしまいました。
でもこの暑さ、入れてあげなきゃかわいそうだよね
術後一ヶ月もすれば、傷口と腸壁がくっついて、もし抜けても腸液が体内に漏れなくなる。(つまり、後々この管は必要なくなったらスポンっと抜いてしまえばいいものなのです。)
その為だけに一ヶ月いっくんを入院させてくれるほど、病院も暇じゃないんですよ
いっくんを生むまで、実は医療に全く興味のなかった私ですが、今なら医師や看護師を志す方の気持ちが、少しわかります。
怖いし辛いし、大変なことたくさんあるけど、きっとそれらを上回る、何か素晴らしいものを得ているのでしょう。
看護部屋にいる、三歳の女の子が、点滴を気にもせず、ところ狭しと動き回り、おしゃべりしてます。
ずっと寝たきりだった女の子が、毎日のリハビリで、日に日に回復していきます。
毎日色々な子供たちが、入院しては退院していきます。
医師や看護師達の愛情を、すごく感じます。
それを見るにつけ、私にできることは何だろう?と、いつも考えてしまいます。
いっくんが生まれた意味、大勢の手によって生かされた命、たくさんの愛情。
手術後は、自分の経験からもわかりますが、血圧が下がって目眩がしたり、悪寒がして発熱したり…と、なかなか本調子には戻れません。
この数日は、元気がなくて笑顔もない、弱々しいいっくんでしたから、私も辛くて不安で、疲れも首にきてしまって、どよ
ん
と落ち込んでおりました。
でも、今日やっと、お腹の管から大分エアが引けるようになってお腹もぺったんこ
炎症反応も順調に下がってきてて、やっと12時からエレPを10cc頂くことができました
。
10ccってすぐ飲み終わっちゃうんだから、もっと味わえばいいのに…
昨日まで、あまり泣かないのも心配だったけど、『お腹が空きすぎて、泣く気力が無いんじゃないの?』と先生に言われて、納得しました。それに、いっくんも大人になったので、やみくもに泣いてももっとお腹がすくだけだと悟ったのかもしれません
今日会いに行ったら、術後初めてのニコニコ笑顔を見せてくれて、私もやっと立ち直れそうです。
パパの早朝場所取りから始まって、人数も広さも時間も、陽射しも、今までに無い規模に、家族みんなぐったりです
ママべったりで夜も咳と鼻で眠れない日々が続き、こういう時ってパパを受け付けないのよね
なのでいっくん面会は日曜日、パパに行ってもらいました。
いっくんはニコニコ元気で、昼間はあまり寝なくなったみたい。
でもエレPの量が50ccから増えておらず、体重もまた3600g辺りをいったり来たり。
まだ付き添い入院の疲れも取れぬまま、運動会~風邪の看病24時間コースに突入
転んでもただじゃあ起きない私です。私にも夢ができました。いつ実現するかはまだわかりませんが、いつか小児科病棟で、童謡コンサートを開きたいなあ
楽器や曲芸、何でもござれの、小児科病棟の子供たちを楽しませるサークル?のようなものができたらなあ、と考えています。既に青写真はできている
今はまだ、私自身がいっくんのことでいっぱいいっぱいだけど…