ごめんね母さん2010

去年の今日、22週1日目。やっと赤ちゃん救命の話ができる週数に入ったので、小児科の先生と面談をする。
『24週までもてば生存率は50%になり、肺を強くする注射も母体にできるから、なんとか24週までがんばりましょう。』と前向きな話に少しホッとした。

緊急措置に備えて、胸部レントゲンと心電図。

現状をメールで母に報告したら、意外にも厳しい答え。
『医学の進歩に疑問。500gで生きられると言われてもすぐに受け入れられない。ずっと娘達に寂しい思いをさせるつもりなのか?その子をどうするか良く考えなさい』

誰よりも喜んで欲しい母に言われて、ショックだったけど、私の心はもう産むことしか考えられなかったので、挑戦的なメールを送り返してしまいました。

『あなたが三人目を諦めていたら、私は今この世にいない。生んでくれてありがとう。』

そうです。実は私も三人兄妹の三番目。いっくんを諦めるなんて、できるわけがない。

こうして私は、実の両親とわかり合えないまま、出産まで突っ走ったのでした

ちなみにこの母、今は毎日いっくん見にきてます~



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