病院通いのドラキュラくん
またまた風邪が長引いてるいっくんです 次女とうつしあいして治りません 思えば長女は去年くら […]
先程、和解のきっかけを作ってくれたのは、父でした。
ふら~っとやってきて、珍しくいっくんを見つめながら黙りこんでいた。
『お母さん、怒ってる?』って聞いたら、
『ママは頑張ってるよ
ほんとによくやってるよ』
と言ってくれました。
昔から父は、昔の日本人には珍しく?愛情表現豊かで超社交的なエンターテイナーです。ちょっと過剰で暴走気味なので、いつも母がすとっぱー
良く考えたら、最近の私とパパみたい。男女逆だけど
夫婦ってバランス取れてるのかなあ。
父はいっくん入院中、一度も面会に行かず、写真やビデオも見てくれなかった。
そんな父が今では、あらゆる通院の送迎を買って出てくれ、暇あらば介添えもしてくれる。
さっき手術の話をしたら、『こんなに小さいのに、かわいそうだ
』
と泣いていた。
父親ってなんだろう?
これについては、最近パパと、よく話題になっています。まだまだ議論中だけど…
とりあえず私は、父親の威厳やプライドなんて、その生きざまを見せればいい
恥ずかしがらずにベタベタ、メロメロ
と子供を手放しで可愛がるのは、とっても良いことなんじゃないかと、最近思ってます。
世のお父さん、厳しい現代ですが、家族に愛されるように、頑張ってください
そして世のお母さん(っていうか私!)、お父さんだって誉められたいの
ダメ出しばかりはやめましょう
『誉めて育てろ、子供と父親』
以下対話形式で。
Dr.『何度も抜けちゃうみたいで、大変ですね』
ママ『もう、くじけそうなんですけど、うちの子だけが、こんなに抜けちゃうんですか?私の怠慢?』
Dr.『いや、皆さん同じ様に苦労されてますよ。そしてこれから歩いたり、走り回ったりするようになると、もっと大変。腹巻きは良いと思います。テープかぶれもひどいから、腹巻きだけにしてもいいくらい』
ママ『では、これで様子を見ます。またちょくちょく来るかもしれないけど…』
Dr.『あんまり大変だったら、もう取っちゃう?というのは、実は先日、偉い先生方が集まる会があって、育君の事例を話させてもらったんです。育君のように、明らかに死んでいる細胞を抱えたまま、順調に成長している例は極めて稀で、どうすべきかを伺ったんです。皆、切除すべきと意見は一致しましたが、その時期については意見が出ず』ママ『え
手術は免れないんですか
』
Dr.『はい、あとはタイミング。今、腸ろうからの減圧によってなんとか保たれている現状を、敢えてもうやめにして、腸炎が起こるなら、即手術に踏み切れる。これからの季節、ノロやロタといった胃腸系のウイルスにかかれば、この肥大した患部は即ひどい腸炎になる。逆にそれがきっかけとなり、手術のタイミングとするのも1つの手かと』
ママ『いや~
それはちょっと、今急に考えられないです。今日から本当にエアを引かずに2週間頑張ってみますから、もう少し様子を見させていただけませんか
今、ご飯もモリモリで、すごい成長してるんです
手術だなんて、考えられない…』
Dr.『わかりました。ただ、育君にとってもお母さんにとっても管が無い方が良いのかな~と。ま、とりあえず2週間後の健診まではこのままいきましょう
』
後編に続く