サムライ・モンスター

「 たまご ふりかけ 音ごはん 。 おかずはなくとも 音ごはん 。」

こんばんは!!
今日は、久々にキーボードを弾きました(全然弾けなくなってたけど)!!

というのは、「音ごはん」に待望の新メンバーが加入するかどうかの、わくわくデーだったからです。

去年の謝恩会の際に大活躍してくれた、知る人ぞ知る素晴らしい楽器、「ファゴット」。

これもまた何かのご縁で、アコギのアコちゃんの長女ちゃんと同い年のお兄ちゃんがいて,

アコちゃんもよく知ってる、隠れミュージシャン、ファゴット吹きの「ファゴちゃん」がいるのです。

私は去年初めてこの楽器を知り、その温かい音色と広い音域と、オールマイティなポテンシャル、

そして仙人のように達観したファゴちゃんの音楽魂(普段は隠しているので全くわからない)に

心を奪われ、なんとかしてこの楽器の音色を皆さんに聴かせたい!!と、

初めて合奏譜?なるものを書くまでにいたったのでした。
今回「音ごはん」を始動するにあたって、当然のごとく誘っていたのですが、

新年度の慌ただしさと、ポップスのオリジナルバンドにこの楽器がうまく溶け込めるのか?

ということで、少し考えて落ち着いたら…という返事で保留になってました。

それで、最近になってようやく、一年生の生活パターンも落ち着き、

「よし、とりあえず考えててもしょうがない!やってみよう!」と思ってくれたのです。

ファゴちゃんはテレビも見ないしクラシックしか聴かないし…ほんとに仙人のような人なのですが、

去年1年一緒にずーっとやってきて、自分で言うのもなんだけど私の情熱や、パイオニア精神

みたいなものを理解・賛同してくれて、面白がってくれてるのだと思います。

何を隠そうこのファゴちゃんも、「Colorful Monstar」のモデルの一人で、

(母親として、妻として、嫁として、様々な制約の中で)しまい込んで蓋をして鍵をかけていた

「何か」を、いっくんママさんにこじ開けられた・・・と言っていた言葉からヒントを得て、

あの曲を作り始めたのでした。
今日はとりあえず、二人で楽譜を見ながらひととおり曲の説明をして、ベース音中心に適当に

吹いてみてもらって、いきなりバンドで合わせる前に、ウォーミングアップという感じでした。

この楽器、知らない人もいるかと思いますが、イメージを伝えるならば

(あくまでもポップス育ちの私のイメージ)、サックス君のひいおじいちゃんで、

となりのオーボエじいちゃんと、縁側でなかよく碁を打っているような、

古き良き、信頼できる村の重鎮でありながら実は、

「え??ひいおじいちゃん、EXILE 踊れんの??」みたいな驚きの潜在能力がある楽器です。
音楽って本当に奥が深いですね。 知らないことがたくさんありすぎて戸惑うけれど、でも、

目の前にあるチャンスとか、それは偶然なのか運命なのか、出会いやご縁を大事にしていきたいと

思っているので、ぜひぜひ、なんとか、数曲サポートでもいいから、
「活かしたい!!」
と思うのです。

かなり重量のある、繊細な木管楽器ゆえ、メンテナンスから体力づくり、呼吸法、

どれをとっても主婦の片手間にはできそうにない楽器なのですが、そこはファゴちゃん、

サムライが常に刀を携えるかのごとく静かにやってきて、そして丁寧に正確に私の話と曲を聴き、

「言ってくれればなんでもできるよ。」

と、昔気質の職人さんが、オーダーメイドでテーブルつくるよ。 みたいな感じで、

こともなげに、いかようにも吹いてくれるのです。
モンスターだ・・・このひと、間違いない… と、改めて思ったのでした。
スタジオで、バンドと合わせてセッションしてみて、いったいどんなことになるのか????

予想がつくような、つかないような・・・なんだかワクワクしますね!!

ああ・・・勉強しないと!! どんなフレーズを吹いてもらえば活きるのか・・・??

自分が6人ほしいと思うママなのでした。

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