2900g 65cc (後編)
次女ももう大丈夫だと安心していたのですが・・・、入園式から大泣き 昨日も今日も、朝ママと […]



…恐る恐る布団をめくり、自分のお腹を開けてみると…ありました。へそ下十数cmの輝く勲章がぷっくりと…
『夢じゃない。確かに私はいっくんを産んだのだ。そしていっくんは生きている。私が逃げちゃいけないんだ
』
夜中に一人、いっくん妊娠後から初めて、おいおいと涙を流して泣きました…
以上、脚色無しの本当にあった怖い話でした。
午後面会に行った時にはずっとご機嫌で、お風呂も気持ち良さそうにキョロキョロ
外科医から、鼠径ヘルニアの手術の説明がありました。胎児は、臓器を包んでる腹膜に穴があいていて、足の付け根部分のその穴に腸がいったり来たりしちゃうんですが、普通は生まれる前後にその穴が塞がるそうです。でも早産で生まれた子は、その穴が塞がる前に生まれてしまうので、半分くらいの子は、腸が落っこちるそうです
簡単に言うと、その穴を縛ってしまう手術だそうです。
全身麻酔のリスクや合併症の説明などはもう、いっくんはベテラン?なので慣れたもんですが、何度聞いても手術の話は嫌なもんです(-_-)


そうです
3ヶ月といえばもう、早い子は首がすわったり寝返りうったりしちゃうんだ

いっくん、まさかの入院中首すわり
コットのなかでさすがに寝返りまではうてますまい
今思えば、長期入院していた他の赤ちゃんが退院していく時、すんごいしっかりと目を開けてたり、笑ったりしているのを見て、なんかCGを見ているような違和感がありました。それは、大きさが新生児なのに、中身はもう酸いも甘いも知っちゃったベテランだからなんですね
