正解はありません
昨年の赤裸々出産秘話も、多くの方が何かしら心に響いたと言って下さり、記事にしたことは無駄ではなかったと思っております。
ただ、補足するならば、私達夫婦の決断はあくまでも一つの例であり、医師・看護師さん達から何度となく聞いたセリフ
『正解はありません。』
これが全てを語るように、ご家庭によって、様々な答えが存在することを、ご理解いただきたいと思います。
私は、野性の本能丸出しで『いいから産ませろ~』とガルルル言っていましたが、やはり医師達は、『奥さんは大抵産みたいとおっしゃいます。そこでご主人、冷静に考えて、どう思われますか?』
と、まずパパに意見を求めました。
あの時は、『お腹切られんのはママなのにねぇ、私に先に聞いてよ
』と思いました。
が、今になって思うと、やはり、つわりや胎動を肌で感じてしまっている母親は感情的にしか考えられないので、外から客観的に総合的に判断できる父親の意見こそ、重要だったのだと。
子育てのあらゆる場面で、感情的に取り乱すママと、それを冷ややかな目で傍観するパパの構図がありますが(ウチだけ?)、それが本来のあるべき夫婦の形で、だからこそパパは重大な決断ができるのかな、と改めて思う今日この頃です。
私達夫婦はたまたま意見が一致し、いっくんがたまたま元気な子で、生きられただけ。
だから、ご夫婦の決断も含めて、その子の運命なのだと思うのです。
今夜初めて、いっくんはママと大きいお風呂に入りました。そしたらまた一瞬の隙に、管がびよ
んと引っ張られて、ああ、今から救急か
と思ったらもう悲しくて、『こら
』と大声で怒鳴り散らしてしまった
いっくん悪気無いのにね。
半べそかきかき管を押し込みながら『ああ
もうやだ
』とぶつぶつ言っていたら、長女から『じゃあ、いっくん産まなきゃ良かったね
』と言われてしまいました。
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