4歳。今この時を。
「 たまご ふりかけ 音ごはん 。 いただきます!! 」
こんばんは。
今日は、三日前の小児外科に引き続き、小児内科の4歳児健診でした。
先生が違うので、曜日がちがうのです・・・また、30分エッチラオッチラ自転車こいできました。
いっくん、おんぶはせがまなかったけど、幼稚園の後だったので、
疲れて前のシートでぐっすりと眠っていました。ママは汗だくです!!
で、今日から主治医が変わりまして、といっても、いっくん生まれた時から
ずーーっとお世話になっていた先生。
24時間体制で見守り、微細な酸素量や点滴、輸血の調節、エレピーもあげてくださっていたし、
手術にももちろん何度も立ち会って、いつも笑顔で、さわやかな先生です。
最近何度か見ていただいていた、内分泌科の診察の時も、いつも立ち会ってくださっていた方です。
外科の先生ももちろん、この先生も、会うとホッとします。恩師に会うような。
感謝してもしきれません。
そういえば!!一番最初に、
「いっくんってお母さんそっくりですよね~!」って言ってくださったのもこの先生。嬉しかった!
診察は主に、これまでの成長の経過を確認して、つまり1月に行った知能テストの結果だったり、
幼稚園での様子だったり、身長、体重、食べっぷりなどを確認して、総合的に見て…
「身長はO.K。体重は…体重を増やす治療ってものはないですからね。動きが激しいんでしょうね。」
ですって!!
そういえば・・・運動会の練習、いっくん、すごく頑張って走っていますよ!!って言われるんだけど、
あの、オネエ走りで? あのへんな走り方って、なにか問題あるかしら?
と思って、主治医の先生に、その場で走り方を見てもらったんです。
そしたら、もしかしたら、若干の「マヒ」とかが無いとは言い切れないけれど、MRIもとっているし、
それに映らないほどのものだったら、日々の生活がリハビリだと思って、たくさん運動させるしか
ないですよねって。
それから、肺が弱いのは長期的に覚悟したほうがいいから、水泳をやらせて肺を強くするのは
とてもいいことです、と言っていただけました。
よし、体操教室も、入れよう。とついに決心。
視力がよわいとか、指先の力がよわいとか、そんな細かいことも色々聞いて、最終的に
先生曰はく、
「いやあ。でも、よくここまで育ちましたよねえ。一時はほんとうに重症でしたからね・・・」
そう、そうなのです。忘れがちだけど、いっくん、ほんとに大変だったのです。
昨夜、パパと昔のビデオなんかを見直したりしてたら、生まれたての、保育器の中のいっくんを
延々と映したものがあって・・・
なんだか、正直、直視できませんでした。いわゆる、かわいい赤ちゃんとはほど遠くて。
あの時は、パパもママも、頑張って必死に生きようとしているわが子を、一秒でも長く見ていたくて、
なんとも思わなかったけど。
客観的に、冷静になると、怖くて見れないですね。痛々しすぎます。
でも、ビデオに撮っておいてよかった。
いっくんは大きくなったらきっと、この映像を見て、自分がどれほどいろんな人のお世話になって、
いろんな方から力をもらって、愛をもらって、奇跡的に、今こうしてここにいるんだということを、
実感して強く生きるに違いない・・・。
最近、いっくんは聞くのです。
「どうちてママはしゃあ、いっくんをちいさく産んだの?」
「どうしてって・・・。いっくんが、ちいさいくせにはやくうまれてきちゃったんだよ。
逆にさあ、おなかの中で、なにを考えてたの? はやく生まれたかったの?」
こんな、とりとめもない会話を、するようになったのです。
ママが作った「寝顔にこもりうた」を、自分のことだと自覚して、おねえちゃんたちが歌うと、
「いっくんの~!!」
と怒るのです。
そして、自分はなんだか、お姉ちゃんたちとはちょっと違う生い立ちだったんだなあ。と、
わかってきたようなのです。
娘達も、それがよくわかっていて、いっくんをついつい甘やかしちゃうんだけど・・・。
きみと出会えたこと ここにいるしあわせ
たくさんのママのなかから
えらんでくれたこと 生きている奇跡を
今この時をかみしめる・・・・・・・・
ママなのでした。
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