[ ことば ] の力

昨日の記事を読み返してみて,子育てについて気づいたことがあったので,
今日はこちらの書庫に投稿します。

自分でも気が付かないくらいの,人に指摘されて初めて気が付くくらいの,わたしのちっぽけな

コンプレックス(ここで使うのは劣等複合の意味)。

それは,名前を付けるとしたら

[女の子らしさコンプレックス] かな.

女の子なんだから、髪をのばしなさい

女の子なんだから、スカートをはきなさい

とか,そ-ゆうことを言われるのが、幼心に,すごく嫌だった。

[ひねくれていた],と言われてしまえばそれまでなのかもしれないけど,
どうして女の子はみんなそうなのか,
ってことを,納得いくまで,大人に質問したかった.多分していた..すごくうるさがられていたから。

今、次女がわたしにそっくりで,まあ,とんちがきいてるというか,一言の違いも聞き逃さないというか.
わたしもノレるときはノレるのですが、
疲れている忙しい大人にとっては,たいへん面倒くさい子なのです。
自分がそうだったのに,面倒くさいのです。
大人からしてみたら,だってそういうもんなんだから,だまってそうしてくれないと先に進まない。
ということが,多々あるのです。

大人は忙しいのです。

今はだいぶん、ランドセルの色を見ても,女の子、男の子、問わず自由ですよね!!
良い時代です. 面倒くさい子にとっては。
そして,女の子なんだから・・・・なさい。
という親のすりこみは,その子の人生に大きく,いや,まじめな子だったら十中八九は,
その影響を受けて生きてしまうんではないかというほど、
色濃く,根強い,ルーツとなるんではないかと思うのです。職業選択や結婚観にまで及んで。

一昨日いっくんが,はだかで逃げ回っていたので,「服着ないと風邪ひくよ!」と言っていたら、
昨日熱を出しました。

「ほらみなさい!!ママのいうことをきかないからよ。大人の言うこと聞いてればいいのよ!!」

なのです。こういう簡単なことは。
でも、たとえば、

「あなた、こういう髪型似合わないわね。」

とか、

「あなたが高い声で歌ったら、気持ち悪い」

とか、

言ったほうは覚えてないくらいの、何気ない、家族や誰かの一言が、その子に大きな影響を与えて、コンプレックスを作ってしまっていたのだとしたら、
それはとても恐ろしいことで、

だのに、自分がされたことをそのまま、また、子供たちにしてしまうのです。大人は。

記憶力が異常に良い子供もいるので、気をつけましょうってことです。

だから私は、常日頃子供たちに言っています。妹にいじわるな長女には、
「自分が強いからって、自分が傷つかないからって、人に何を言ってもいいってことではないんだよ。

あなたに言われた一言が、ずーーーーっと心に深い傷となって残ってしまって、

消せない子もいるんだよ」

って。

私は、小学生の時、傷つける言葉を友達に浴びせて、謝っていないことを、

今もずーっと悔やんでいたりします。

言葉は心に残ります。言ったほうも、言われたほうも。
そして、傷つきやすい次女にはいつも、こう言ってます。
「これからの人生、嫌なことを言ってくる人にたくさん出会うんだよ。嫌な思いをすることなんて、

たくさんあるんだよ。だけど、お姉ちゃんのように、本当は好きなのに、

すごく嫌なことを言っちゃう人もいるんだよ。本当の心は、言葉だけではわからないこともあるんだよ」

って。
人種が違うのです。好きな人には好きとしか言えない、素直人のママと次女には理解しがたいのです。

でも、そういう複雑な心理も確かに存在するのです。

だから、兄弟や親子が毎日のようにケンカをして、家族がごちゃごちゃ、なんだかんだいいながらも、
くんずほぐれつなのは、いろんな価値観を知るという、大きな意味があるのではないでしょうか。
子供が社会に出る前に、いわば、最初に出会う嫌な奴から、最初に浴びせられる嫌な言葉は、

その後ろには必ず「愛情」があることを確信しながら受ける暴言のラリーは、

やがてどんなつらいことがあっても、乗り越えていける強さを身につけるための、

スパーリングなのではないでしょうか。

だから、あんまり気にするなってことです。褒め言葉以外は。これが答えだ!!
なーんてことを考えつつ、明日は、大事な打ち合わせの日なので、もう寝ますね。 おやすみなさい。

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