手術のタイミング(前編)
今日、いっくんの身体を知り尽くしたゴッドハンド、小児外科の先生に元の太さの管を入れてもらい、今後について相談しました。
以下対話形式で。
Dr.『何度も抜けちゃうみたいで、大変ですね』
ママ『もう、くじけそうなんですけど、うちの子だけが、こんなに抜けちゃうんですか?私の怠慢?』
Dr.『いや、皆さん同じ様に苦労されてますよ。そしてこれから歩いたり、走り回ったりするようになると、もっと大変。腹巻きは良いと思います。テープかぶれもひどいから、腹巻きだけにしてもいいくらい』
ママ『では、これで様子を見ます。またちょくちょく来るかもしれないけど…』
Dr.『あんまり大変だったら、もう取っちゃう?というのは、実は先日、偉い先生方が集まる会があって、育君の事例を話させてもらったんです。育君のように、明らかに死んでいる細胞を抱えたまま、順調に成長している例は極めて稀で、どうすべきかを伺ったんです。皆、切除すべきと意見は一致しましたが、その時期については意見が出ず』ママ『え
手術は免れないんですか
』
Dr.『はい、あとはタイミング。今、腸ろうからの減圧によってなんとか保たれている現状を、敢えてもうやめにして、腸炎が起こるなら、即手術に踏み切れる。これからの季節、ノロやロタといった胃腸系のウイルスにかかれば、この肥大した患部は即ひどい腸炎になる。逆にそれがきっかけとなり、手術のタイミングとするのも1つの手かと』
ママ『いや~
それはちょっと、今急に考えられないです。今日から本当にエアを引かずに2週間頑張ってみますから、もう少し様子を見させていただけませんか
今、ご飯もモリモリで、すごい成長してるんです
手術だなんて、考えられない…』
Dr.『わかりました。ただ、育君にとってもお母さんにとっても管が無い方が良いのかな~と。ま、とりあえず2週間後の健診まではこのままいきましょう
』
後編に続く
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