医学の申し子

次女、お咳が止まりません

口内炎もあってほとんど食べられないし、食べても咳こんで吐いてしまいます

幼稚園には行けないので、いっくん面会今日も無理かと思ってたんですが、病院から電話があり、『オムツが無いし、先生から大事なお話があるので、短時間でも来られませんか?』
と言われ、フラフラ

する次女を実家に無理矢理預け、病院に行ってきました。
雨の大学病院は、駐車場に停めるまでに40分もかかります

幻のいっくんは、ちゃんと実在して、ニコニコ笑顔で出迎えてくれました

外科の先生からのお話はなんと…

『手術』のお話でした。

いっくん、そもそも今回入院した時は、軽い肺炎のようなものだったので、炎症反応も下がって点滴が外れ、ミルクがどんどん増えていって退院…というパターンを誰もが予想していました。

しかし、管からエアが引けなくなり、ミルクは増やせず、お腹は張ったまま、体重も増えない、という謎のブラックホールに突入してしまったようです。

レントゲンで詳しく見た結果、一番エアが溜まっている小腸の最下部まで、管の先が達していなかった。つまり、成長により延びたいっくんの小腸には、120cmのカテーテルでは足りなくなってしまっていたのです。

これ以上長いカテーテルは、太さもかなり太くなるので、ただでさえ鼻から異物を入れていて不快だし、咳、肺炎にもなりやすい状況の中、更に太いカテーテルを鼻から入れるのは不可能。

そこで、下腹部から直接小腸に管を通し、今まで通りエアが引ける状態にする。
この時、状況によっては肥大した部分を一部縫い合わせて細くすることもできるし、何よりも溜まったエアが一気になくなり、また、組織の一部を採取して分析し、今までの小腸の腫れの原因を調べることもできるかもしれない。
と、前向きな利点が多いとのことです。

予期せぬ展開に目眩がしそうでしたが、これまで五回の手術を成功させてくれた小児外科医の言葉は、ジンジンと胸に染み入りました。

信じてお任せするしかありません。どうぞ、いっくんをよろしくお願いいたします。

先生も我が子のようにいっくんを可愛がってくださり、『鼻よりもお腹のチューブの方が本人の不快感も軽減するし、何よりも早くお腹いっぱいミルクを飲ませてあげたい
』と、熱く語ってくださいました。

数日中に手術が決定し、来週月曜日に決行されたら、いっくん六回目の手術を受けることになります。

今日でなんと、生後9ヵ月。

体重こそ増えないけれど、ちゃんと身長は伸びてるし、髪や爪も伸びてます。
今日初めて聞いた『おーおー』という、力強い大きな声。握力もついて、おもちゃだって握れます


新生児のふりしてババンバン
結構お兄ちゃんなんだよ~

あ、また『うたうおばさんが来た
』って、キラキラの笑顔が眩し過ぎる、医学の申し子、いっくんでした。



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