〇〇な話(後編)
そこでガバッと起き上がり、全身汗びっしょり。『あ~良かった。夢だった…』隣にはスヤスヤと眠る家族達。
『ん?夢で良かったって、どこからが夢なんだ?病院からの電話?手術から?そもそも赤ちゃんが病院にいること?私はちっちゃい赤ちゃんなんか産んでないのか
そうか~
全部夢だったのか…良かった
…』
『ん?夢で良かったって、どこからが夢なんだ?病院からの電話?手術から?そもそも赤ちゃんが病院にいること?私はちっちゃい赤ちゃんなんか産んでないのか
そうか~
全部夢だったのか…良かった
…』
…恐る恐る布団をめくり、自分のお腹を開けてみると…ありました。へそ下十数cmの輝く勲章がぷっくりと…
『夢じゃない。確かに私はいっくんを産んだのだ。そしていっくんは生きている。私が逃げちゃいけないんだ
』
夜中に一人、いっくん妊娠後から初めて、おいおいと涙を流して泣きました…
以上、脚色無しの本当にあった怖い話でした。
読者登録はこちら:読者登録をすると、ブログ投稿されると、メールで通知されます。