いじめないでよ 2010

去年の9月2日、23週0日。
寝たまま排泄の苦痛と、羊水が漏れてる感覚に、ぐっすり眠れず憔悴ぎみ。

スゴく親しみを感じていた笑顔の可愛い看護師Tさんに、会うなり『蘇生の方針なんですか!?』と聞かれた。はい。と答えると、『蘇生しない選択もあるんですよ。もう少し良く考えて、気が変わったら教えてください。それも間違いじゃないんです。そういう方たくさんいましたよ。』
と説得するかのように言われた。

黙って聞いてたが、『はあ?』
と心の中で反抗していた。ちゃんと夫婦で話し合って出した結論を、なんでこんなに若い子に覆されなきゃいけないんだ
聞く耳持たん
と。
ピリピリしていたナーバスな私は、赤ちゃんを奪われたくない母犬のように、このT看護師を敵視して、意地悪な人だと思ってしまった。

全く母親といい、この看護師といい、赤ちゃんがこんなに元気で頑張ってるのに、なんてこと言うんだ
(`´)って。

NICUの責任者である小児科の女医さんが、23週に入ったね
って、枕元に来てくださった。『羊水をずっとポンプで入れ続けられないかね
とか、体重500gいっててくれれば、大分治療もしやすいんだよね~
』とか、先日の暗い面談の時とは全然違う感じで笑いながら話してくださって、スゴく気が晴れた

多分、23週に入って、生存率も多少高まったから、お互い笑顔も出たのだろうか。

去年の9月3日、23週1日。
二度目の人工羊水注入以来、毎日エコーで確認していたが、何も言われず、様子見の日々だった。
今日はやっと、『羊水はほとんどありません』とはっきり告げられた。
知ってるよ

赤ちゃんは週数通りの大きさで、400~500gくらいらしい。

先日見つけた、羊水無くても6週間粘った人のブログが、かなり励みになっていた。



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