人間ドックにいきましょう！

たまご・ふりかけ・音ごはん。４０過ぎたら　言うこと聴いて！

またまたこんばんは。　もともとこです。

いや、ただの奥さんです。　わたしは、アーティストである前に、母であり、

妻なのです。

わたしには、夫がいます。大事な大事な、よく喧嘩もする夫がいます。

パパって呼んでるけど、もちろん夫です。

今日、我が家に転機がありました。

実はパパ、（ってまた呼んでるけど、）

健康診断で腫瘍疑いがあって、4月の末に切除する手術を受けていたのです。

健康には全く気を使わず、食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ、

食べてる人です。寝たいときに寝るし。基本フリーです。

わたしの忠告はもちろん聴きません。男の人ってみんなそう？

で、そんなパパが、腹腔鏡手術だけど、二週間ほど入院していて、

切除した後も、それがなんなのか、病理検査の結果待ちで、退院してから１０日も、

今日まで、ずーっと、

モヤモヤとさせられたままだったのです・・・最近よく見かけたでしょ、うちのパパ。

・・・結果、なんと、悪性のモノでした。

「低異型度虫垂粘液性腫瘍」

という、あまり例のない腫瘍だったそうです。

お医者様の判断通り、取ってみなければわからないので、周りのリンパ節への転移も考えて、

大きめに切除したのが、結果的にはよかったようです。

今のところ、転移や再発もなく、こまめな健診に通う、ということになりました。

ここで初めて、マイペースすぎるパパが、私の言葉を受け入れてくれました。

「これは神様からの、忠告なんだよ。これからは、自分の体のことをちゃんと考えて、

食べものも気を付けていきましょうよ。」と。

お酒もたばこも吸わないパパですので、食べ物くらいは、と

割と自由にさせていた私も悪かったし、まあ、若い頃はそれでもよかったのかもしれないけど、

もう、若くないのです。４０過ぎたら、病気になるのです。

で、これも私が悪いんですが、パパは体に悪そうなものが大好き。これを放置しちゃってた。

カップラーメンが、大好物なんです。おやつに、夜食に、もう一杯。。

ごはんをあっためるのはめんどくさい、ごはんを食べずに、カップラーメン、とか。

そりゃあおいしい。わたしも時々、食べたいなって、誰かが食べてると、いい匂い！って、なる。

でもやっぱり、食べ過ぎは良くないと思う。なんでもそうだけど。
（決して、食品会社とか商品を否定しているわけではありません。）

休みの日とか、勝手に食べてくれるから、楽だなって思ってたのも確かです。

検証になるかどうかわからないけれど、手術前後も、退院後も、
カップラーメンを禁止にしています。

これでもう、再発しない気がします。根拠はないけど、確信してます。

で、今日、切除したものが悪性だった、と聞いてパパ本人もかなりショックを受けて、

でもそれで初めて、ようやっと、

パパが、「もう、カップラーメンやめるわ。中毒だったのかも。」って、

認めてくれました。　そう、中毒って、自分じゃやめられない。

昨日まで、私が何を言っても、「関係ないからこれからも食べるよ。」って言ってたのに。

健康も自由も、失って初めて気づいたりします。

だ・か・ら！！健診に、行きましょう！そして、パートナーの言うことは、聴きましょう！

「一人の身体じゃないんだよ。長生きするための努力をお互いしようね。」って、

約束しました。

実はパパが退院してきた日、大喧嘩をしました。

わたしが「こいのぼり」をまだしまってなくて（結構重いし大変だから後回しにしていた）、

部屋が散らかってて、お風呂掃除もしてないし、文句を言われて喧嘩になり、

パパが出てっちゃった。

そのときに、「こいのぼり」を一人でしまいながら、

しくしくしくしく泣けてきた。

パパがいなくなっちゃったら、毎年、こいのぼりは私が出すのかな・・・

重いな・・・重いの高いの面倒くさいのは、パパの仕事なのに…

パパがいなくなるなんて、ありえない・・・

そう思ってたら、パパが帰ってきて、「ごめんね」っていつも通りに帰ってきて、

わたしはパパにしがみついて、わんわんわんわん泣きました。

死んじゃいやだって泣きました。

だのに・・・退院後、１週間もゴロゴロされると、チッ！元気なら早く会社へ行け！って、

また、殺意が芽生えたのも事実でした。

事実は小説より奇なり。

おやすみなさいますえ。