新たな不安と未来の希望
実は今回の退院も手放しで喜べない私がいて、それはなぜかというならば…
今日初めてお腹の全貌を見て、はあ~(-_-;)っとため息です。
微熱があったので沐浴はできず、身体を拭いてテープの貼り替えをやってみました。
鼻の管の時より、全然いっくんは暴れないのですが、外科の先生から何度も念を押されている言葉、
『鼻の管は抜けたらすぐ入れ直せるけど、お腹の管は抜けたらアウトだよ』
が、頭の中をぐるぐる駆け巡り…
毎日お風呂に入れる自信が喪失してしまいました。
でもこの暑さ、入れてあげなきゃかわいそうだよね
術後一ヶ月もすれば、傷口と腸壁がくっついて、もし抜けても腸液が体内に漏れなくなる。(つまり、後々この管は必要なくなったらスポンっと抜いてしまえばいいものなのです。)
その為だけに一ヶ月いっくんを入院させてくれるほど、病院も暇じゃないんですよ
いっくんを生むまで、実は医療に全く興味のなかった私ですが、今なら医師や看護師を志す方の気持ちが、少しわかります。
怖いし辛いし、大変なことたくさんあるけど、きっとそれらを上回る、何か素晴らしいものを得ているのでしょう。
看護部屋にいる、三歳の女の子が、点滴を気にもせず、ところ狭しと動き回り、おしゃべりしてます。
ずっと寝たきりだった女の子が、毎日のリハビリで、日に日に回復していきます。
毎日色々な子供たちが、入院しては退院していきます。
医師や看護師達の愛情を、すごく感じます。
それを見るにつけ、私にできることは何だろう?と、いつも考えてしまいます。
いっくんが生まれた意味、大勢の手によって生かされた命、たくさんの愛情。
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